コインロッカーベイビーズに行ってきたよ

台原作ネタバレするしはしふみ担じゃないやつが語ってるので嫌な人はスルーしてください。

タイトルの通りACTシアターで公演されていたコインロッカーベイビーズを観劇してきました。観劇前にオムライス食べて。

普段全く読書なんてしないで口開けてテレビばっかり見てた私が珍しく読破した小説でしかも私が知ってる芸能人で舞台化されるきっとこんなこともう無いだろうなと思って応募の電話しました。それくらい本読まない。

河合くんと橋本くんがやるよ〜〜って知った時もほうほうなるほどいいんじゃないかいと思ってました(何様)。私のなかでキクは綺麗系な顔、ハシは可愛らしい系の顔でイメージだったので。ハシちょっとデカくね?は一瞬考えましたけど。


始まって冒頭からトリハダたちました。怖くて。自分がコインロッカーの1つに閉じ込められてて他のロッカーに閉じ込められた子供達の暑い!暑い!!って声が聞こえてくるみたいな演出なんですよ超怖い。

内容はすごい早く進んでいくので脳内で整理する前に常に誰かが絶叫発狂してる。ハシが暑い!暑い!って叫んでるシーン怖かった。さっきから怖いしか言ってない。舞台化されてないシーンの説明(和代の最期とかガリバーの最期とか)は出演者の台詞に組み込まれてるから聞き逃すと置いてかれる。

河合くんのキクはただただかっこいい。絶対童貞じゃない。絶対自分に近寄ってきた変態ホモをアイスピックで刺して撃退してる。死ねって歌うシーン脳内で(ありがとうございます)って言った。母親を撃った後の発狂がほんとに凄くて初日1幕終わって周りが皆沈黙してたってレポを見た気がするんですが「あの河合くん見たらそうでしょうね。」って感じでした。

橋本くんのハシは緩やかにどんどん狂っていく感じで気が付いたら大変なことになってた。キクとの面会で蝿の説明するシーンの顔とか喋り方とかどもり具合が不気味で仕方なくて一通り話してニヴァを殺す結論を出していきなり冷静になるところも更に不気味でした。誰これはしこ?ってなる。

そんな中アネモネが可愛くて可愛くて可愛くて。舞台のアネモネはすごい飛び跳ねてて可愛いキクが大好きすぎて可愛い。ドロドロしたお話の中でアネモネの明るい歌が凄い可愛い。歌声も力強くて可愛い。キクモネ可愛い。さっきから可愛いしか言ってない。キクモネが好きな人は原作読んでみてください舞台化されてない可愛いキクモネシーンちょいちょいある。っていうか舞台だとかっこいいキクモネが出会うシーン原作だと出会い方違くて可愛いんで。

真田くんはどの役も最初あれ?これ真田くん?真田くんか?ってなるくらい真田くんじゃなかった。まさかね〜って思って双眼鏡で顔確認してみたら真田くんじゃんっ!!ってなる。基本どの役も狂ってる。ダイバーすら狂ってる。関根のポジションをやってたんですけど原作の関根とはちょっと性格とか違くて、でもそんなの気にならない関根ぇ〜〜!!ってなるくらい凄かった。

私小説読んだときはすっごいハシにイライラしててキクはこんなにハシのこと助けようとしてるのにキクの気持ち無駄にするようなことばっかして!もう!ってなってたんですよ。でも小説読んでた時より社会にもまれた私は凄くハシの気持ちがあ〜〜なんとなくわかるよ〜〜って思うようになっていた。かっこよくて特技があって可愛い彼女がいるキクに比べて自分は何があるキクばっかりいろんなもの持ってる自分も認められたい必要とされたい。そう思っちゃうよなぁって考えるようになったのは橋本くんの演技がそう思わせたのか単純に私の性格が悪くなったのか。でもスケールはだいぶ違うけどたくさんの人が少なからずハシみたいな思考もってるんじゃないかなって思いました。

何言ってんだろ私きもー

馬鹿だからブログを書いてみたもののうまく気持ちが伝えられない!残念なとこ言えと言われたら私が好きなシーンが舞台ではちょいちょい飛ばされてたこと!そこ飛ばすなよバーカ的な意味じゃなくてあぁこのメンバーであのシーン見たかったよおえおえおえお的な意味です。

私はジャニヲタで観劇経験が少ないから偏った参考にならない意見かもしれないけど凄いよかったと思います。行ってよかった。きっと自担では見れないタイプの舞台だった。いやエジプトも楽しみですよ。

ちなみに次の日のちゃんずー見たけど2人とも別人すぎて違和感すら感じませんでした。